今回は、社会人アメリカンフットボール Xリーグから戦略・戦術をご紹介します。
2019年に行われたセミファイナルの試合から、パナソニックインパルス対オービックシーガルズのプレイをご紹介します。
今回はオービックシーガルズオフェンスの好プレイです。
第3Q残り7:03
自陣34y 3-1
Power
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ハンドオフを受けたRBが一気にエンドゾーンまで走り抜けました。
動画はこちらから。
絵に描いたような清々しい一発タッチダウンです。RB#30地村選手はもちろん、ブロックしたOLも嬉しいプレイですね!
さて、このオフェンスに対するパナソニックインパルスディフェンスはこちらです。
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LBが1枚インサイドからブリッツを行い、残りの選手がマンツーマンを行うディフェンスです。サインの組み合わせとしては悪くないディフェンスでしたが、ブリッツに入っていないディフェンス選手がランに過剰に反応したため、RBにすれ違うように走られてしまいました。
![](https://insideout-football.info/wp-content/uploads/2020/07/AF383EFA-08D7-4CA2-8840-8CE3DA2A94BA-1024x626.jpg)
バックサイドのLBとしては、ブリッツサイドは人が集まっているためもう少しゆっくりプレイすべきでした。マンツーマンディフェンスではDBがWRに対して1対1でカバーするため、結果、LBは急ぎ過ぎてオーバーフローしてしまいました。
そして、LBがオーバーフローしたところをスピードを落とさずにカットバックし、その勢いでSFを交わした地村選手も見事でした。
密集の中でスピードを落とさない地村選手の走りは、アメフトを初めて観た人でも楽しめるような爽快感があるプレイでした。
それではまた次回をお楽しみに。
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