【アメフト Xリーグ】パナソニックvsオービック2019④

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今回は、社会人アメリカンフットボール Xリーグから戦略・戦術をご紹介します。


2019年に行われたセミファイナルの試合から、パナソニックインパルス対オービックシーガルズのプレイをご紹介します。


今回はパナソニックインパルスディフェンスの好プレイです。


その前に、オービックシーガルズのオフェンスを見ていきましょう。


第2Q残り0:42
自陣30y 3-15
5 Step


オービックシーガルズは3-15を取りきるためのロングパスをコールしました。RBがパスプロテクションをするのではなく、そのままパスコースに出ています。


一方、パナソニックインパルスのディフェンスはこちらです。


大外からのDEのラッシュによりQBのパスが乱れたところを、見事LB#40のワイズマン モーゼス 海人選手がインターセプトしました。


この時、ワイズマン選手が使っているのはLBがWRの邪魔をする「リルート(Reroute)」というテクニックです。


リルートは以前にもご紹介しています。


WRはLBにバンプされた後は軌道修正して少し内側のコースをとります。そのため、LBがWRをバンプした後に惰性でそのまま横に流れてしまうとパスを決められてしまいます。


しかし、ワイズマン選手はWRにバンプを打ちに外側に広がった後にしっかりと戻ってWRのパスコースを遮っています。


細かい点ですが、QBはLBの後ろに走りこむWRに対してタイミングでパスを通そうとするため、LBはその点を意識してパスカバーを行うとよいでしょう。


動画はこちらから

2019年 SF オービック vs パナソニック



それではまた次回をお楽しみに。

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