【アメフト 戦術】ディフェンスパスカバー解説 Cover 2

スポンサーリンク

今回はディフェンスのパスカバー「Cover 2」について解説します。

「Cover2」については以下の動画でもご紹介しております!

【アメフト・戦術解説】パスカバーの『Cover 2』とは?


スポンサーリンク

お知らせ:アメフト観戦ガイド アメフトミルヒト

アメフト初心者へ観戦ポイントやルールを紹介するサイトを公開しました!

【使用例】
選手:初心者の人を試合へ誘った時にシェア!
チーム:メンバー表やパンフレットにQRコードを掲載!
チア:ルールを覚えて選手を応援!

以下のバナーからご確認ください!


Cover2とは

Cover2とはゾーンカバーの一つで、2Deepとも表現されます。ディフェンスから見て自陣フィールドの後方エリア(Deep Zone)を2分割した際、それぞれのゾーンを2人のDBで守ります。

また、仮にDLを4人と仮定したとき、Deep Zoneを守るDB2人とDLを除いた残りの5人で、ディフェンスから見て自陣フィールドの前方エリア(Under Zone)を5分割したエリアを守ります。

Under Zoneには「Flat」「Curl」「Hook」の3種類のエリアが存在します。5名でUnder Zoneを守ることを5Underと呼び、先ほどの2Deepと合わせて5Under2Deepと表現されます。


プレイブックには選手の役割が記載されますが、Deepを守る選手にはフィールドを2分割という意味で「1/2」と記載されます。Underを守る選手はそれぞれの担当エリアが記載されます。

Cover2のメリット

ショートパスに強い
Cover2はショートパス用のカバーと言えます。Under Zoneに5人いるため、1人当たりのパス担当エリアは狭くなります。よって、仮にEmpty体型からWR全員がHookをしてもCover2であれば守ることができます。また、CBがサイドライン際のショートパスを守ることができるため、サイドラインに出ることを防ぐ2ミニッツのパスディフェンスで使用されることが多くなります

・オープンのランに強い
オープンサイドのランを止めるには外側を守る役割の選手が、確実に外を抑える必要があります。Cover2はCBが積極的にラン参加して外側を抑えることができるため、オープンサイドのランに強いと言えます。

Cover2のデメリット

・(SFから遠い)ロングパスに弱い
SFはDeep Zoneの半分を1人で守らないといけないため、Deep Zoneに関しては1人当たりのパス担当エリアが広くなってしまいます。特にSFから遠い「Deepのサイドライン際」「SFとSFの間」はCover2の弱点とも言えるエリアです

・中央のランに弱い
SFが2人が後ろに下がっている分、中央へのランに対してのサポートは弱まります。そのため、Cover2は DLをクロスさせるようなスタンツと組み合わせて使用されることが多いです。

MLBは1人で2Gap見る必要がある

おわりに

いかがでしたでしょうか。

一言で言うと、Cover2はパスに対して強く、中央ランに対しては弱いという特徴があります。

また、今回ご紹介したのは最もベーシックな形です。Cover2にもたくさんの種類があり、Cover2の弱点を補うような様々な形が存在します。そちらについては、改めてご紹介いたします。



それではまた次回をお楽しみに。

コメント

タイトルとURLをコピーしました