さて、今回は2019年に行われたCollege Footballの試合から Miami 対 Florida Stateの試合からナイスプレイをご紹介します。
今回はFlorida Stateのディフェンスから戦略・戦術をご紹介します。
まずは、Miamiのオフェンスからプレイをご紹介します。
第2Q残り7:31
敵陣26y 3-10
5 Step
![](https://insideout-football.info/wp-content/uploads/2020/08/F8A7FB6C-3689-4F14-9A3E-41223F3BBBB6-1024x597.jpg)
Boxの近くにWRを近づけた体型から、WR同士で段差をつけたパスパターンです。
これに対するFlorida Stateのディフェンスはこちらです。
![](https://insideout-football.info/wp-content/uploads/2020/08/96BC9608-03E5-4BAB-AE14-2CA398FE9980-1024x602.jpg)
合計6人のディフェンス選手がQBにプレッシャーをかけています。
本命はおそらく中央左の位置からブリッツするLBでしょう。LBがフリーでQBに到達できるように、DTとNGがOLをブロックして走路を確保しています。
結果的に左OGがLBに反応したため、DTはQBに対して遅れてプレッシャーをかけています。
動画はこちらから。
3-10で自陣に攻め込まれている時に、プレッシャーサインを入れてボールを奪いました。大外からパスラッシュしたLBはボールを狙って左手をQBに引っかけていたならお見事です。
もちろん、RBが中央からブリッツしてきたLBをピックアップすれば、6人のプレッシャーを6人のパスプロテクションで守ることができるのですが、ここはFlorida StateがMiamiのパスプロテクションをスカウティングしていたのかもしれません。
それではまた次回をお楽しみに。
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