さて、今回は2019年に行われたCollege Footballの試合から Florida 対LSUの試合からナイスプレイをご紹介します。
今回は、Floridaのオフェンスからプレイをご紹介します。
第4Q残り12:18
自陣8y 3-10
WR Slip Screen
Empty体型からのWRへのスクリーンプレイです。
動画はこちらから。
同様のプレイを後にも行っています。
第4Q残り3:27
自陣31y 3-16
WR Slip Screen
動画はこちらから。
このプレイにおいて、WR Slip Screenを成功させるポイントは2つあります。
①狭いサイドに行う
WR Slip Screenのブロックの鍵となるのはOTのブロックです。OTがCBをブロックしに行くのですが、フィールドが広いサイドよりも狭いサイドにプレイを展開することで、OLが走る距離が短くなります。
また、広いサイドでもWR Slip Screenの形を行いQBがフェイクを入れることで、ディフェンスの反応を遅らせています。
②WRは内側でキャッチする
WRは一度外に広がるふりをしてからQBに振り向くのですが、その際に少し内側の位置に戻ってキャッチします。こうすることでWRに反応したCBを、OTがブロックしやすくさせています。
Empty体型はPassが予想されるため、ロングシチュエーションだとパスを警戒してディフェンスは下がることが多いです。
そんな時にブロッカーを生かしたWR Slip Screenをバリエーションとして持っておくと、ディフェンスとしては非常に守りづらくなります。
それではまた次回をお楽しみに。
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