さて、今回は2019年に行われたCollege Footballの試合から Florida 対LSUの試合からナイスプレイをご紹介します。
今回はFloridaのオフェンスから戦略・戦術をご紹介します。
第2Q残り9:36
敵陣18y 2-2
QB Power Fake Pass
FloridaのQB#5はランニングQBとして起用されていました。スナップを受けたら自らボールをキープすることが多い選手でした。
動画はこちらから。※2プレイ連続でQBは#5です
こうしてディフェンスに対して『走るQB』という印象を与えておいて、勝負所の2nd-2ydでQBが#5にも関わらず先ほど画像でご紹介したパスを投じてきました。
結果はパス失敗となりましたが、プレイ選択は見事だったと思います。
動画はこちらから。
しかし、このSFのタックルは危ないですね・・・。頭だけでタックルに行くのは非常に危険です。
ちなみに、正QBの11番はポケットパサータイプのQBですが、勝負所では走らせるプレイを行なっておりました。
動画はこちらから。
ディフェンスがプレイを予測する手段として、相手オフェンスのパーソナルを見るというものがあります。
パーソナルとプレイが固定されるとディフェンスに読まれやすくなるので、時にパスを投げない選手でパスをしたり、ランをしない選手でランをするなど、オフェンスプレイを考える人はディフェンスに読まれないような工夫が必要です。
それではまた次回をお楽しみに。
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