さて、今回は2020年に行われたCollege Footballの試合、Rose Bowlから Oregon 大学 対Wisconsin大学の試合からプレイの戦術をご紹介します。
Rose Bowlは毎年元日に行われるCollege Footballのボウルゲームで、アメリカでも人気の高い試合です。
今回はOregon大学のディフェンスプレイをご紹介します。
その前に、Wisconsin大学のオフェンスプレイはこちらです。
第2Q残り4:17
自陣43y 3-7
3 Step
3rd-7ydなので、Wisconsin大学はパスをコールしました。これに対するOregon大学のディフェンスはこちらです。
![](https://insideout-football.info/wp-content/uploads/2020/06/C470B9D8-8E0F-49C5-83F8-D3F417CF744B-1024x601.jpg)
LBをクロスさせた5Men Blitzとマンツーマンの組み合わせです。
動画はこちらです。
結果的に、このプレッシャーサインによりQBが投げたボールの弾道が変わり、インターセプトに繋がりました。
このプレイの良かった点は、インサイドLBのラッシュも素晴らしかったのですがブリッツに入らない選手もしっかりとブリッツフェイクの動きをしてOLを釣っているところです。これにより左OGは何もしない状態となりました。
もしこの選手がフェイクを入れずにそのまま下がっていれば、インサイドLBのラッシュもプロテクションされていたかもしれません。
![](https://insideout-football.info/wp-content/uploads/2020/06/ABDF32CA-5702-4FFC-862C-3AA130F495FF-1024x594.jpg)
ディフェンスでプレッシャーをかける際は、いかにして何もしていないOLを作ることができるかが大事です。
それではまた次回をお楽しみに。
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