【アメフト Xリーグ】オービックvs富士通 2019④

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社会人アメリカンフットボール Xリーグからプレイの戦術をご紹介します。

今回は富士通のディフェンスを紹介します。

まずはオービックのオフェンスプレイを見ていきましょう。


第2Q残り2:19
敵陣48y 3-11
3Step Pass


#1WRのモーションを絡めたパスです。
動画はこちらをご覧ください。

2019年 第7節 富士通 vs オービック



これに対して富士通のディフェンスはこちらです。


5メン Blitzですが、LBがDLの位置にセットしたりDLがLBの位置にセットしています。最初にOLの前にセットしていたLB2人は下がり、後ろからブリッツした選手はDBとDLの2人でした。




最初にOLの前にセットしていたLB2人がパスカバーに下がる



最終的にブリッツしたのはDBとDLの2人



以前ご紹介した、ブリッツフェイクと後方からのブリッツを組み合わせたプレイとコンセプトは同じです。富士通はそれを二か所で発生させています。



さらに、富士通のディフェンスはDLをLBの位置からスタートさせているため、パスラッシュが上手な選手をスピードに乗せてQBにプレッシャーをかけることができます。


このように、普段DLの選手がLBの位置にいるなどディフェンスがいつもと違うつき方をしている時はオフェンスは注意する必要があります。


ディフェンスとしてはプレッシャーサインとして、ある程度パスが予測できる状況で使用したいプレイですね。


それでは、また次回をお楽しみに。

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