【アメフト Xリーグ】パナソニックvsノジマ 2019③

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社会人アメリカンフットボール Xリーグから戦略・戦術をご紹介します。


今回はノジマ相模原ライズのディフェンスプレイをご紹介します。
その前に、まずはパナソニックインパルスのオフェンスプレイから見ていきましょう。


第4Q残り6:26
敵陣2y 1-G
Jet Fake QB Counter


アンバランス体型からWRをモーションさせてハンドオフフェイクをし、二枚のリードブロッカーを使ったカウンタープレイです。


動画はこちらからご覧ください。

2019年 第1節:パナソニック vs. ノジマ相模原



びっくりしたのが、CBのアサイメントってどうなってんの??と思いました。


ノジマ相模原ライズのディフェンスはこちらです。


もともとはモーションする前のWRをマンツーマンしていたと思うのですが、モーションについていく流れでそのままブリッツに入ってキャリアに到達しています。


考えられるのは下記のパターンです。


①もともとCBがブリッツするアサイメントだった
CBとSFでコミュニケーションを取っている素振りをしているので、ブリッツに入った瞬間SFがWRをカバーしにいったのかもしれません。左側のDEもインチャージをしています。しかし、エースWRである#15の頓花選手をセット位置が悪い状態のSFがカバーしに行くのはリスキーだなぁとも思ってしまいます。


②ゴール前専用の特別アジャスト
アンバランス体型でゴール前であればCBがブリッツしてもよいというルールを決めているのかもしれません。パナソニックインパルスのアンバランス体型は左のOTが無資格WRなのでパスコースにも出れませんし、CBと反対側のSFにモーションしたWRを預けたら何もすることが無いのでブリッツした方が得策です。


③CBが独断でブリッツした
あまり考えにくいのですが、CBがアサイメントを無視して思い切ってブリッツした可能性も無くはありません。


真意は分かりませんが、個人的には②だったら面白いなぁと思っています。マンツーマンをしていてSFとCBが対象を入れ替わるアジャストはあるのですが、CBがSFではなくブリッツに入るのは見たことがありません。


ゴール前なので思い切ってブリッツしてしまうのもありだと思います。


オフェンスと違ってディフェンスはスカウティングした時にどういう意図・ルールの下でプレイしているかが分かりにくいのですが、色んな可能性を考えながらワイワイ人と話し合うのも面白いですよね。


それではまた次回をお楽しみに。

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