続いてもLSUのオフェンスです。
(LSUの紹介をしてばかりですが、前半のAlabamaのハイライトが個人技によるものが多かったので割愛しました。Alabamaファンの方申し訳ありません 笑)
第2Q残り0:11
敵陣13y 1-10
3Step Pass
![](https://insideout-football.info/wp-content/uploads/2020/06/S__3260433-1024x591.jpg)
ディフェンスのインターセプトから得た前半終了間際のTDパスプレイです。
まずは動画をご覧いただきましょう。
以前にもご紹介しましたが、RBが遅れてパスルートに出るパターンはディフェンス目線から見て非常に止めづらいです。
このプレイはWRがボックスに近い位置にアライメントしているのですが、要は2人のWRと1人のRBでBunch体型を組んでいます。
![](https://insideout-football.info/wp-content/uploads/2020/06/30D9FDC3-C28D-48AD-8878-C826EFCE6048-1024x592.jpg)
この3人をWRに見立てて、
![](https://insideout-football.info/wp-content/uploads/2020/06/8726FEFA-E9CE-447C-AF39-D6E35DCE8CCB-1024x598.jpg)
結局していることはこういうことです。
オフェンスが最初からBunchでセットしてこのパスパターンをしていると、おそらくCBがコーナーパターンをパスカバーをしていたと思いますが、RBに走らせることでCBに気づかれずにフリーになることができました。
そのため、ディフェンスとしてはこの体型を見た時に2by2の体型と見ずに、Bunch体型と捉えてアジャストした方がよいと思います。
また、オフェンスの意図としては内側にWRをセットさせている=外側のゾーンを使ったパスをしたいということなので、CBの選手はそこをもう少し予測していれば#1WRのポストに気を取られずに済んだかもしれません(そういうアサイメントなのかもしれませんが)。
それではまた次回をお楽しみに。
コメント