今回は、社会人アメリカンフットボール Xリーグから戦略・戦術をご紹介します。
それにしても、今年のJapan X Bowlは激戦でしたね・・・。
あのような白熱した試合が生まれるXリーグがもっと日本で盛り上がって欲しいと切に願います。
さて、今回は2020年に行われたセミファイナルの試合から、パナソニックインパルス対オービックシーガルズのプレイをご紹介します。
今回はオービックシーガルズのオフェンスから好プレイをご紹介します。
第2Q残り8:40
敵陣20y 1-10
Jet Sweep Fake Pass
#2WRのJet Sweepをフェイクしてからパスコースに出たRBへのパスです。
動画はこちらから。
残念ながらパスは不成功となってしまいましたが、パスターゲットのRBがフリーの状況が作られていました。レッドゾーンで奥が無い状況でこのようなRBを使ったパスは有効ですね。
実はこのプレイの前に同じシリーズでWRにハンドオフするプレイを入れています。
第2Q残り10:57
敵陣47y 2-6
Jet Sweep
動画はこちらから
フィールドサイドにWRを走らせてハンドオフを行うプレイですが、残念ながら、このプレイもLBのブリッツに止められてしまいました。
プレイが出る・出ないにかかわらず、一試合の中で表のプレイと裏のプレイを準備して試合に挑むことは大切です。
試合の中でオフェンスコーディネーターがどのように試合を組み立てているのか、前半の布石をどこで回収するのかを考えながら試合を観ると、さらに楽しめます。
それではまた次回をお楽しみに。
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