今回は、アメリカンフットボールのポジションであるランニングバック（RB）についてご紹介します。
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ポジションの前に、アメフトのルールについて知りたい！
そもそもラグビーとの違いすらよくわかんねぇよ！という方はこちらをご覧ください。
ランニングバック（RB）の役割とは
ランニングバックの主な役割といえば、ランの時にボールを持って前に進めることです。
ランの時はクォーターバック（QB）からボールを受け取り、走ってボールを前に進める役割を担います。ボールはQBから直接ハンド・オフでもらうこともありますし、QBからボールをトスやピッチされて受け取ることもあります。
また、パスの時は自らパスコースに出てQBから投げられたボールを取ったり、ディフェンス選手からQBを守るためにパス・プロテクションを行います。
ハーフバック（HB）/ テールバック（TB）
HB/TBはRBというポジションの一つで、ボールを持って走る専門のポジションです。アイフォーメーションにおいて最後尾に位置する選手はテールバックと呼ばれますが、ハーフバックと同じ意味で使われています。
今回は、ハーフバック（HB）/ テールバック（TB）と呼ばれるポジションを取り上げます。
求められる能力
1）ゴールラインまで駆け抜ける走力
2）密集を突破するパワー
3）相手ディフェンス選手を交わすカットバック
4）パスキャッチ
5）パスプロテクション
HB/TBが得意とする能力によって、選手のタイプ分けがされます。複数人いるチームでは状況に応じて交替を行い、使い分けされることが多いです。
これからHB/TBを始めるという方がいれば、ぜひ参考にしてみてください！
1）走力に秀でたスピードタイプ
フィールドを駆け抜ける走力を持ったHB/TBがこのタイプに当たります。
体格に劣る選手であっても、触れられないほどのスピードの前にはディフェンス選手は歯が立ちません。走力に自信がある選手におすすめです。アイシールド21のセナがこのタイプですね。
NFL選手ではカロライナ・パンサーズのクリスチャン・マキャフリーがこのタイプに該当します。
Youtubeからご覧ください。
2）相手をなぎ倒すパワータイプ
細かいことを考えず、相手を引きずりながら前に前進するHB/TBがこのタイプに当たります。スピードはそこそこだけど、パワーには自信がある！という選手におすすめです。短いヤードを確実に取りたい！という状況や、ゴール直前であと少し押し込みたい！という状況で重宝されます。
NFL選手ではテネシー・タイタンズのデリック・ヘンリーがこのタイプに該当します。
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3）ディフェンス選手を抜き去るカットバックタイプ
ディフェンス選手が簡単にタックルすることができないHB/TBがこのタイプに当たります。体格に劣る選手であっても、1対1の状況では絶対に負けない！という自信がある選手におすすめです。アイシールド21のセナはこのタイプも兼ねています。
NFL選手ではのダラス・カウボーイズのエゼキエル・エリオットがこのタイプに該当します。
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4）キャッチングに秀でたレシービングタイプ
パスキャッチとルートどりに秀でたHB/TBがこのタイプに当たります。近年ではWR（レシーバー）に加えてHB/TBを積極的にパスターゲットに選ぶチームが増えています。キャッチング能力ならWRにも負けないという選手におすすめです。
NFL選手ではのニューオリンズ・セインツのアルビン・カマラがこのタイプに該当します。
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パスプロテクションタイプは・・・？
パスプロテクションに秀でた選手は、FB（フルバック）と呼ばれるポジションの選手がTB/HBの位置に入ることが多いです。
オフェンスがパスを投げたい時や、ディフェンスからのブリッツが予測される時にパスプロテクション専用のランニングバックを用意することがあります。カットバックやキャッチには自信はないけど、パスプロテクションは得意という選手にFBはおすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、ランニングバック（RB）の中からHB/TBというポジションについてご紹介しました。HB/TBに求められる能力と、それぞれの得意タイプを理解して注目すると、NFLもまた変わった見方ができますね。
また、これからHB/TBを始めるという方の参考になれば嬉しいです！
それではまた次回をお楽しみに。
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